もし明日、この世界が終わると言うのなら。
『美山さーん、美山柚月さん。』
病院の待合室で待っていると、名前を呼ばれた。
「柚月、行くわよ。」
「うん。」
診察室まではそんなに遠くないのに、何故か足どりが重い。
もう、面倒だし、怖いし...。
早く終わらないかな...。
病院の待合室で待っていると、名前を呼ばれた。
「柚月、行くわよ。」
「うん。」
診察室まではそんなに遠くないのに、何故か足どりが重い。
もう、面倒だし、怖いし...。
早く終わらないかな...。