もし明日、この世界が終わると言うのなら。
「ちゃんとご飯食べてる?…そうだ!今日のお昼、一緒に食べよ!」

「うん…綾乃、ありがとな」

「ううん!気にしないでー!じゃあ、お昼、屋上だよ!」

「おう!」


クラブをやめてから、綾乃がいろいろ支えてくれて、なんとかやっていけてる。


「お、朝からデレデレっすね~」

「龍生…そんなんじゃねーよ」

「え、だって白咲さんといるとすげー笑ってるし」

「そうか?」

「あぁ」

でも、綾乃がいなかったら…こうやって笑えることなんてないだろうな。



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