もし明日、この世界が終わると言うのなら。
「夕飯は…まあ食べなくてもいいか。食欲もないし」

着替えと風呂を済ませ、もう寝てしまおうと思っていたとき、携帯の通知がなった。

「綾乃からか…」


《今から会える?さっきから電話しても出ないから…公園で待ってる。》

公園って…今21時過ぎてんだぞ…



俺はそこら辺にあったパーカーを羽織って公園に向かってダッシュした。
< 63 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop