もし明日、この世界が終わると言うのなら。
「綾乃!!!」

「和輝…ごめんね、こんな時間に」

「お前な…こんな時間に一人で出歩くなって!危ないだろ」

「ごめん」


あ、言い過ぎたか…

「あ、ごめ…」

「…私、何かしちゃったかな…怒らせちゃうこと」

「えっ」

「なんか、急に避けたり、用事出来たとか言って帰っちゃうし…」

「それは…」


言いたいけど、綾乃が傷ついてしまう…


< 64 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop