ハイスペック男子との、あまい恋
出会いの春が過ぎ、夏、秋、冬と、あっという間に過ぎていく。
いつか、この好きな気持ちを伝えよう、そう何度思ったことか。
でも、でも、でも。
いざ、伝えようとすると、なんて言っていったらいいか、わからないし、水上さんにどう思われるかも考えちゃうし、こんなに悩むなら学生時代に恋愛をもうちょいしとけば良かったなって後悔してたり。
でも、はやくしないと絶対、誰か良い人と結婚しちゃうだろうなー。
と考えていると。水上さんが
ねぇ、桜川さん、この書類整理して、あとで見せてくれる?
はい、わかりました。
こんな具合でだいたい、仕事の話が多い。
と思いきや。