涙とミルクティー







「っていうか!



もし、私がそんな事言ってたとして、


なんでそういう話になるんですか?」













「……加々美さん、



今の生活嫌なんでしょ?」







それは……。







「俺と付き合ったら、



今の生活と比べ物にならないくらい

幸せにしてあげる。


笑顔にしてあげる。



いっぱい頼っていいし、

守ってあげるよ?」


そう言って彼は
私の頭をポンポンする。



いや、あの、
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