この愛、スイーツ以上
休み明けの月曜日、出社するとすぐに安田さんから副社長の欠勤を告げられる。
「まさか風邪引いたんですか?」
「そう、珍しく熱が出たらしく今日は病院へ行くそうです」
「やっぱり雨に濡れたせいで……」
無理やりでも我が家のお風呂に入ってもらい、着替えさせたらよかった。狭いお風呂に入れるのは失礼かなと思ってしまったけど、風邪を引くよりはましだったはず。
「えっ? 雨に濡れたんですか?」
「はい、土曜日に」
安田さんは土曜日、私と副社長がクレープ店に行ったのを知らなかった。そういえば、安田さんがいない時に誘われたのだった、
安田さんに知られたく無かったのかは分からないけど、話してしまったのはいけなかっただろうか。
だけど、話してしまったからここで続きを言わないのとどうかと、雨に濡れた時のことを説明する。すると、安田さんはなぜか嬉しそうに笑った。
「良かったです。副社長のお誘いを断らなかったんですね。もしかして、プロポーズの返事をしました?」
「いいえ、まだです」
「まさか風邪引いたんですか?」
「そう、珍しく熱が出たらしく今日は病院へ行くそうです」
「やっぱり雨に濡れたせいで……」
無理やりでも我が家のお風呂に入ってもらい、着替えさせたらよかった。狭いお風呂に入れるのは失礼かなと思ってしまったけど、風邪を引くよりはましだったはず。
「えっ? 雨に濡れたんですか?」
「はい、土曜日に」
安田さんは土曜日、私と副社長がクレープ店に行ったのを知らなかった。そういえば、安田さんがいない時に誘われたのだった、
安田さんに知られたく無かったのかは分からないけど、話してしまったのはいけなかっただろうか。
だけど、話してしまったからここで続きを言わないのとどうかと、雨に濡れた時のことを説明する。すると、安田さんはなぜか嬉しそうに笑った。
「良かったです。副社長のお誘いを断らなかったんですね。もしかして、プロポーズの返事をしました?」
「いいえ、まだです」