この愛、スイーツ以上
「こんにちは!」
「由梨ちゃん、いらっしゃい」
「いちいち由梨だけを呼ばなくていいから」
「涼太、いちいち拗ねるなよ」
出迎えてくれた虎太さんは婚約が決まると私を名前で呼んでくれるようになった、あと、真由美さんと社長もだ。
今年の秋に結婚することが決まって、プロデュースを虎太さんに頼んだ。会場が予約出来ないのではないかと心配したが、意外にもあっさりと予約出来た。
中規模の会場は空いていなかったが、大きな会場は空いていた。招待客が多いので、大きい会場が空いていて都合がよかった。
私は涼太さん側の招待客の人数を聞いて驚いたが。
「ケーキを作りたいと思うんだけど」
虎太さんの会社の応接室で、虎太さんを前にして私たちは並んで座った。涼太さんが早速話を始める。
「ケーキ?」
「うん、ケーキカットするじゃない? そのケーキを由梨と二人で作りたいと思うんだけど、無理かな?」
虎太さんの会社は客の要望をなんでも叶えるをモットーにしている。
何でもやりたいことを言ってと言われていた。
ケーキ作りか……なるほど、涼太さんらしい。
「由梨ちゃん、いらっしゃい」
「いちいち由梨だけを呼ばなくていいから」
「涼太、いちいち拗ねるなよ」
出迎えてくれた虎太さんは婚約が決まると私を名前で呼んでくれるようになった、あと、真由美さんと社長もだ。
今年の秋に結婚することが決まって、プロデュースを虎太さんに頼んだ。会場が予約出来ないのではないかと心配したが、意外にもあっさりと予約出来た。
中規模の会場は空いていなかったが、大きな会場は空いていた。招待客が多いので、大きい会場が空いていて都合がよかった。
私は涼太さん側の招待客の人数を聞いて驚いたが。
「ケーキを作りたいと思うんだけど」
虎太さんの会社の応接室で、虎太さんを前にして私たちは並んで座った。涼太さんが早速話を始める。
「ケーキ?」
「うん、ケーキカットするじゃない? そのケーキを由梨と二人で作りたいと思うんだけど、無理かな?」
虎太さんの会社は客の要望をなんでも叶えるをモットーにしている。
何でもやりたいことを言ってと言われていた。
ケーキ作りか……なるほど、涼太さんらしい。