この愛、スイーツ以上
「いや、無理ではない。まだ時間はあるから作り方を教えてくれる人を探せば大丈夫。とりあえずうちで契約しているケーキ店やレストランで聞いてみるよ」
「うん、頼むよ」
「作ったケーキを来てくれた方々に配るのもいいですよね」
「いや、それは……」
虎太さんが言葉を濁した。
あれ?
我ながら良案だと思ったのにダメだった?
「由梨、さすがに配るのは無理だよ。人数が多すぎるからね」
「あ、そうですよね」
自分が出席したことのある結婚披露宴を思い出して考えたのだが、招待客は平均70人くらいだった。
私たちの披露宴での招待客は250人くらいの予定となっている。その人たち一人一人に配るのには、かなりの時間を要するだろう。
確かに無理だ。
どんな披露宴になるのか全く想像が出来ないけど、準備は着々と進んでいる。
「ドレスは頼んだの?」
「ああ、ウェディングドレスに関しては母さんに任せたよ」
「それにしても由梨ちゃんは堅実的だね。母さんのドレスをリフォームするなんて。母さん、大喜びだったでしょ?」
「うん、頼むよ」
「作ったケーキを来てくれた方々に配るのもいいですよね」
「いや、それは……」
虎太さんが言葉を濁した。
あれ?
我ながら良案だと思ったのにダメだった?
「由梨、さすがに配るのは無理だよ。人数が多すぎるからね」
「あ、そうですよね」
自分が出席したことのある結婚披露宴を思い出して考えたのだが、招待客は平均70人くらいだった。
私たちの披露宴での招待客は250人くらいの予定となっている。その人たち一人一人に配るのには、かなりの時間を要するだろう。
確かに無理だ。
どんな披露宴になるのか全く想像が出来ないけど、準備は着々と進んでいる。
「ドレスは頼んだの?」
「ああ、ウェディングドレスに関しては母さんに任せたよ」
「それにしても由梨ちゃんは堅実的だね。母さんのドレスをリフォームするなんて。母さん、大喜びだったでしょ?」