この愛、スイーツ以上
会議が終わるまであと30分。副社長の知り合いなら上がってもらった方がいいだろうけど、私に用があるような感じだ。
どんな用なのか全然検討がつかないけど、電話をかけてきた受付の社員の困っているようなので「上がってもらってください」と伝える。
「吉川さん、犬は大丈夫ですか? アレルギーとか苦手とか」
「大丈夫です。私も犬を飼っていますので」
まさかオフィスに犬を連れて来るとは思いもしなかったが、愛犬家としてはどんな犬なのか気にはなる。
数分後、ドアがノックされる。
どんな人なのだろうかと緊張しながら開けると、肩から白いバッグをぶら下げ、右手には白いキャリーバッグ、左手にはケーキの箱を持った綺麗な女性がいた。
「どうぞ。副社長はあと30分くらいで戻る予定になっていますので、応接室でお待ちください」
「涼ちゃんはいいの。あなたに会いたくて来たんだから」
「そうですか。では、こちらへ。今、飲み物をお持ちしますが、なにかリクエストはありますか?」
「紅茶をお願いするわ。これはあとで食べてね」
「わざわざ、ありがとうございます」
どんな用なのか全然検討がつかないけど、電話をかけてきた受付の社員の困っているようなので「上がってもらってください」と伝える。
「吉川さん、犬は大丈夫ですか? アレルギーとか苦手とか」
「大丈夫です。私も犬を飼っていますので」
まさかオフィスに犬を連れて来るとは思いもしなかったが、愛犬家としてはどんな犬なのか気にはなる。
数分後、ドアがノックされる。
どんな人なのだろうかと緊張しながら開けると、肩から白いバッグをぶら下げ、右手には白いキャリーバッグ、左手にはケーキの箱を持った綺麗な女性がいた。
「どうぞ。副社長はあと30分くらいで戻る予定になっていますので、応接室でお待ちください」
「涼ちゃんはいいの。あなたに会いたくて来たんだから」
「そうですか。では、こちらへ。今、飲み物をお持ちしますが、なにかリクエストはありますか?」
「紅茶をお願いするわ。これはあとで食べてね」
「わざわざ、ありがとうございます」