この愛、スイーツ以上
そういえば、さらっと聞き流してしまっていたけれど、私のことを聞く前に元カノと言っていた。
つまり副社長と付き合っていた人。いつまで付き合っていたのだろう。恋人だから一緒にパーティーにも参加していたのかな。
「えーと、話を戻すけど、付き合っていないのにパーティーに行くの?」
「一緒に出るようにと副社長から言われてまして」
どんなパーティーだかは知らないけど、強制参加のパーティーとなっている。私に拒否権はない。副社長から言われたら行くしかないのだ。
決めたのは副社長だから、なにか不満があるなら直接本人に言ってもらいたい。
「付き合ってもいないのに連れていくなんて、涼ちゃんは何を考えているのかしら」
私も同じように何を考えているのか知りたい。告白はされたけど、交際を申し込まれてはいない。告白された時点で謝ってしまったから、続きがあっても言えなかったのかもしれないけど。
「吉川さん、誰か来ているの?」
「あ、お疲れ様です」
「涼ちゃん!」
「何で藍華がいるの?」
応接室に入ってきた副社長は一瞬驚いてはいたが、すぐ険しい顔になっていた。
つまり副社長と付き合っていた人。いつまで付き合っていたのだろう。恋人だから一緒にパーティーにも参加していたのかな。
「えーと、話を戻すけど、付き合っていないのにパーティーに行くの?」
「一緒に出るようにと副社長から言われてまして」
どんなパーティーだかは知らないけど、強制参加のパーティーとなっている。私に拒否権はない。副社長から言われたら行くしかないのだ。
決めたのは副社長だから、なにか不満があるなら直接本人に言ってもらいたい。
「付き合ってもいないのに連れていくなんて、涼ちゃんは何を考えているのかしら」
私も同じように何を考えているのか知りたい。告白はされたけど、交際を申し込まれてはいない。告白された時点で謝ってしまったから、続きがあっても言えなかったのかもしれないけど。
「吉川さん、誰か来ているの?」
「あ、お疲れ様です」
「涼ちゃん!」
「何で藍華がいるの?」
応接室に入ってきた副社長は一瞬驚いてはいたが、すぐ険しい顔になっていた。