俺の花嫁~セレブ社長と愛され結婚!?~
彼の胸に着地すると同時に、客席から拍手が巻き起こった。

打ち鳴らされたたくさんの祝福の音に包まれながら、私は彼の腕の中でそっと神様に誓いを立てる。

私も、彼を愛している。私にできることが愛することしかないというのなら、世界で一番深い愛情を注いであげよう。

見上げれば、甘く、けれど揺るぎない瞳がそこにはあって、この先の自分の未来に幸せが待っていることを確信した。

「幸せになろう。ふたりで」

そして。
この日、私の旦那様となった彼は、世界で一番情熱的な誓いのキスをプレゼントしてくれた。




【FIN】
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