優等生、中川君。




キーンコーンカーンコーン…




「……はっ」



授業終了のチャイムで目を覚ます。


「やばい!ノート!」




見てみると、やはり真っ白。




「あぁ~…」





落ち込んで、顎を机に置く。



「…さっきの古文のノート、貸そうか?」






……え?



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