幼なじみの溺愛が危険すぎる。 〜中学時代〜
「玲音は自分の気持ちを閉じ込めすぎてるんだよっ!
嫌な時はイヤだって言わなきゃダメなんだよ!
そうしないと本当の気持ち、
わかってもらえないんだよ?
玲音と離れるなんて、私は嫌だっ!」
「俺も、りり花と一緒に……いたい」
ポロリと涙をこぼした玲音を、
ぎゅっと両手で抱きしめた。
身長はすっかり大きくなった玲音だけれど、
腕のなかで肩を震わせるのは
昔のままの玲音だった。
私は絶対に、玲音をひとりにはしない。
嫌な時はイヤだって言わなきゃダメなんだよ!
そうしないと本当の気持ち、
わかってもらえないんだよ?
玲音と離れるなんて、私は嫌だっ!」
「俺も、りり花と一緒に……いたい」
ポロリと涙をこぼした玲音を、
ぎゅっと両手で抱きしめた。
身長はすっかり大きくなった玲音だけれど、
腕のなかで肩を震わせるのは
昔のままの玲音だった。
私は絶対に、玲音をひとりにはしない。