幼なじみの溺愛が危険すぎる。 〜中学時代〜
前回の手術を受けて以来、

おばさんは起き上がっていられる時間が
とても短くなった。


まだ中学生の私でも、おばさんの容体があまり良くないことはわかる。


もしおばさんになにかあったら……
きっと後悔する。


それに、玲音を1人で残して
私だけ修学旅行になんて行けない。


玲音のことが気になって
ひとりで楽しむことなんて出来ない。



翌日、お母さんには黙って欠席に丸をつけた出欠表を学校に提出した。

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