Stop!!車掌さん
「…愛花、可愛い!!」
いきなり杏那ちゃんに言われて、びっくりした。

「なっ……なななっ何っ!?急にっ!?」(゚Д゚)

「だって可愛いもん♪恋してんだねぇ…☆」

―///

一気に頬っぺたが真っ赤になった。…気がする

確かに、あたしはあの車掌さんが好き。

ダルそうな眼も。

笛を吹くその唇も。

そしてあの悪戯な笑みも。

全部、全部、全部が好きなの。

もう一度、話してみたい。

けど、車掌さんのシフトなんてわからないし、
第一いつもあの電車なのかもわかんないんだから、
……もぉ無理なんかなあ……。



考えてるうちにふと杏那ちゃんがポツリと言う。

「―あの時間の電車乗れば、も一回会えるよね…?」

―どうかな?

わからないよ。
けど、……逢いたいよ……。
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