chocolate mint
「はぁ、はぁ、はぁ……」
玄関の電気は点いていた。
だけど自動的に点くやつだから、帰って来ているかどうかは外からじゃ分からない。
「はぁ、はぁ……んっ?」
鍵を取りだそうと鞄に手を入れたけど、いつも鍵を入れているポケットに鍵の感触が無かった。
「あれ?おかしいな……あっ!」
ひょっとして『Felitita』で鞄をひっくり返した時に入れ忘れたのか??
「ーーあぁ、もう!」
これで誰も出なかったら『Felitita』に行って……いや、『Felitita』に寄る時間も勿体ない。第一、紫ちゃんに連絡を取らないと、どこにもいけない。
頼むからここにいて!!
『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポーン』
焦りのあまりに指に力が入り、気がついたら何度もチャイムを鳴らしてしまっていた。
玄関の電気は点いていた。
だけど自動的に点くやつだから、帰って来ているかどうかは外からじゃ分からない。
「はぁ、はぁ……んっ?」
鍵を取りだそうと鞄に手を入れたけど、いつも鍵を入れているポケットに鍵の感触が無かった。
「あれ?おかしいな……あっ!」
ひょっとして『Felitita』で鞄をひっくり返した時に入れ忘れたのか??
「ーーあぁ、もう!」
これで誰も出なかったら『Felitita』に行って……いや、『Felitita』に寄る時間も勿体ない。第一、紫ちゃんに連絡を取らないと、どこにもいけない。
頼むからここにいて!!
『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポーン』
焦りのあまりに指に力が入り、気がついたら何度もチャイムを鳴らしてしまっていた。