chocolate mint
「そっか。やっぱり、僕と同じ気持ちでいてくれたんだね」
「……えっ?」
聞き返そうとした言葉を止めるように、涙で濡れた頬に、唇に、軽く触れるだけのキスをした。
何も言わないで。
今はただ、僕の言葉を聞いて。
「香織ちゃん。……好きだよ」
「……えっ?」
聞き返そうとした言葉を止めるように、涙で濡れた頬に、唇に、軽く触れるだけのキスをした。
何も言わないで。
今はただ、僕の言葉を聞いて。
「香織ちゃん。……好きだよ」