chocolate mint
『届けてくれたんだよ、お前ん家から』
ニヤリと笑いながら言っていた、和希さんの顔を思い出す。
新店の事はまだ公表していないから、香織ちゃんに教えなかったってのは、納得できるけど……今手が離せないから代わりに受けとりますとか、何とか……他にもっと言いようがあっただろ。
「……裕介くん、私には仕事に戻るって手紙を残してたでしょ?だけど、菅原さんは仕事じゃないよって、自分が彼を呼んだんだって、そう言ってたんだよ!」
あー、もう、これだって有紗さんに呼びつけられたのを知ってたくせに……絶対にわざと含んだような言い方をしたんだよなぁ。
しかも、和希さんが僕に……とか、生々しいから、本当に勘弁して欲しい。
ニヤリと笑いながら言っていた、和希さんの顔を思い出す。
新店の事はまだ公表していないから、香織ちゃんに教えなかったってのは、納得できるけど……今手が離せないから代わりに受けとりますとか、何とか……他にもっと言いようがあっただろ。
「……裕介くん、私には仕事に戻るって手紙を残してたでしょ?だけど、菅原さんは仕事じゃないよって、自分が彼を呼んだんだって、そう言ってたんだよ!」
あー、もう、これだって有紗さんに呼びつけられたのを知ってたくせに……絶対にわざと含んだような言い方をしたんだよなぁ。
しかも、和希さんが僕に……とか、生々しいから、本当に勘弁して欲しい。