KA☆ZO☆KU



「「ぁ?」」



私たちの笑いは一瞬にして終わり、声をかけてきた方を振り向いた。



私の楽しい時間をぶち壊してくれちゃった奴……それは…




「永太かよ…」



「土田じゃん♪♪
あっ、あたし机移動しとくから話してなよ~☆」




そう言って凛はいつものように、机を2つ合わせ始めた。





よくいるんだよね……
ハンパなく勘違いするやつ。




「で、なぁに?」



私は満面の笑顔で言ってみた。



笑顔っていうのは、相手を怒らせる事もないし、気分良くなるのよね~☆




「何じゃねぇだろ!?
弁当だよ。べ・ん・と・う!

樹が持ってきてくれてんだろ?」




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