KA☆ZO☆KU




「もぅ高校3年目でしょ?
自分で起きれなきゃダメよ。


樹にも迷惑かけて……」




「へ~~い。


イツキッッ!!行くぞッッ。」




私は鞄を持ち、永太郎はトーストを口にくわえ、自転車の鍵と鞄を持って靴を履いた。





「「行ってきまーーす」」





私と永太郎は一緒に玄関を出た。



これは毎度の事です。




私は永太郎の自転車の荷台に股がった。




(良い子は真似しないで)





永太郎と私は同じ学校、同じクラス。


だから、登校も下校も一緒。




< 8 / 26 >

この作品をシェア

pagetop