天国のおじいちゃんより
「う~ん、、、なんでわたしってなんでも引出の中に突っ込んじゃうんだろう、、。こんなの見つかったら幾ら優しい亮だって怒るよなあ~、、、」

亮とは私の夫となる人。ドジな私がどんなヘマをやらかしても怒ったりしない、とにかく優しい彼氏。今でこそ彼氏と言えるが、元々幼稚園の頃からの幼なじみなのでつい最近までは「昔からの友達」でしか無かった。

それがいつから「彼氏」に様変わりしたのかはよく思い出せない。


物持ちが良すぎる自分に半分呆れながら整理をしていると、普段使わない便箋の間から一通の手紙が足下にフワリと落ちてきた。



「あ、、この手紙、、、、、、!」


それは、私が14才の時に他界したおじいちゃんからの手紙だった。
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