星降る空で抱きしめて【下】~女子校英語教師と生徒の恋の場合
12月~アドベントカレンダー
翌週の月曜日のこと。
「あのね、舞奈。
昨日の夜ね、植物園のイルミネーション行ってきたよ。」
教室の窓際の席で揺花とお弁当を食べていると、揺花が言った。
『植物園のイルミネーション』というのは、私たちの住む県の隣県にある私設の植物園のこと。
毎年この時期に植物園全体を何百万個というイルミネーションで飾るので有名なのだ。
「あー行ったんだ!いいなぁ!
どうだった?綺麗だった?」
「うん!凄い綺麗だった。
木も池も全部キラキラだしね、光のトンネルとか。あと、プロジェクションマッピングも凄く良かったよ。」
「うわー!行ってみたい!私行ったことないんだー。」
「うんうん。行ってみなよ。オススメだよ!」
「ロマンチックなんだろうなー。」
「そうねぇ…まぁ私も一緒に行ったのがお父さんだからなー。
素敵な男の人と行ったりしたらロマンチックかもねぇ。」
何か思い浮かべるように天井を仰ぐ揺花に囁く。
「宇都宮は?」
「やだっ!もー!ちょっと!
ないッ!!ないからッ!!」
真っ赤に頬を染めた揺花に二の腕をばしっと叩かれる。
「痛いよ。」
「ごめん…
でも舞奈が変なこと言うから悪いんだからね!」
「あーはいはい。」
「あのね、舞奈。
昨日の夜ね、植物園のイルミネーション行ってきたよ。」
教室の窓際の席で揺花とお弁当を食べていると、揺花が言った。
『植物園のイルミネーション』というのは、私たちの住む県の隣県にある私設の植物園のこと。
毎年この時期に植物園全体を何百万個というイルミネーションで飾るので有名なのだ。
「あー行ったんだ!いいなぁ!
どうだった?綺麗だった?」
「うん!凄い綺麗だった。
木も池も全部キラキラだしね、光のトンネルとか。あと、プロジェクションマッピングも凄く良かったよ。」
「うわー!行ってみたい!私行ったことないんだー。」
「うんうん。行ってみなよ。オススメだよ!」
「ロマンチックなんだろうなー。」
「そうねぇ…まぁ私も一緒に行ったのがお父さんだからなー。
素敵な男の人と行ったりしたらロマンチックかもねぇ。」
何か思い浮かべるように天井を仰ぐ揺花に囁く。
「宇都宮は?」
「やだっ!もー!ちょっと!
ないッ!!ないからッ!!」
真っ赤に頬を染めた揺花に二の腕をばしっと叩かれる。
「痛いよ。」
「ごめん…
でも舞奈が変なこと言うから悪いんだからね!」
「あーはいはい。」