瞳の中のせいいっぱい
「ママ、今日恭ちゃん宅でテス勉してくるから、夕飯おばさんにご馳走になってくる」
「いつも悪いから~。たまには家でやればよいのに!」
「次は家につれてくる!じゃあいってきまーす」

バタバタと階段から落ちるとトーストを口にくわえた私は猛ダッシュ。

私、桜井美命(さくらい みこと)高校2年!
恋愛妄想主義者(笑)
でもって、彼氏は幼馴染みの高木恭也(たかぎ きょうや )
親友は船橋花梨(ふなはし かりん)
私達3人は小学校からずーっと一緒でずーっとつるんできた仲間。
もー!誰に自己紹介してるんだー!この私は~!
一人で語り一人でツッコミ。
「あー!この登坂~もー!やだよー。遅刻しちゃう…」!!!!!!!
「キャっ! 」
自転車のペダルを踏み外した私はそのまま自転車ごと横転。

その後の事はうろ覚えでしかなかった。
ただ…誰かに確かにあの時誰かの腕に支えられて
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