クールな部長は溺愛同居人!?
「条件って?」
ズルそうなニヤニヤ笑いが怖い。
「そうだな、まず課長はやめろ。名前で呼べ」
いやだー。
どんなプレイだよ。
「ほら、言ってごらん?」
「……ゆき……ひ……ろさん」
「聞こえないぞー」
「幸弘さん」
「よくできました」
課長はにっこり笑顔を見せてから
「あとの条件はそのうち考える。これからよろしく未亜」
そう言い残し
やっと扉は本当に閉まる。
ベッドの上に崩れる私
人生
何が起きるか
わからない。