【短】《甘切番外編》 泉未君の甘姫餌付け大作戦
何てったって元調理部部長で、お菓子作りは天才的な先輩だ。まだオレの手作りとは言ってないので“マズイ”言われたらショックで午後の授業頭に入らないかもしれない。
さっき先輩の笑顔にときめいた時とは違うバクバクに支配されつつ、クッキーを咀嚼している甘木先輩を見つめる。
「……おいしい!泉未、このクッキーおいしいよ!」
キラッキラの笑顔と一緒に褒められた瞬間、抑えていた何かが緩んでしまった。
「っしゃあ!やったぁ!!」
「ホ、ホエ!?」
「あっ、先輩すみません…実はソレオレが作りまして……」
「えっ、泉未が!?」
さっき先輩の笑顔にときめいた時とは違うバクバクに支配されつつ、クッキーを咀嚼している甘木先輩を見つめる。
「……おいしい!泉未、このクッキーおいしいよ!」
キラッキラの笑顔と一緒に褒められた瞬間、抑えていた何かが緩んでしまった。
「っしゃあ!やったぁ!!」
「ホ、ホエ!?」
「あっ、先輩すみません…実はソレオレが作りまして……」
「えっ、泉未が!?」