完璧幼馴染の仮面が崩れるとき




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少し暗めの照明で、落ち着いた雰囲気のお店


掘りごたつがあり、冬にはぴったりのお鍋が机の中心に置かれている。



「すみません、こんな普通の食事で

なんか、僕が壇さんを高級料理店に連れていくのはなんか違うではないかと思って…」




と言うのは、本当に久しぶりにお会いした茅野さん。



「全然いいです!!
掘りごたつにお鍋なんて、最高です」



私がそう言うと少しほっとした表情を浮かべた




「そう言えば、壇さんがモデルしてる写真、よく見ますよ。すごく素敵で毎回驚かされます」


「そんなそんな。来ている服と、メイクさんが素晴らしいだけです」



茅野さんの目にもとまっているということは、耀も1度くらいは見たことあるのかな?
そうならすごく嬉しい。
なんて、考えながら会話をしていた。




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