完璧幼馴染の仮面が崩れるとき



「ほんと、綺麗な身体ね
ヨガと筋トレもあるけど、もともと顔がちっちゃくて、首と腕と脚が長いのよね〜
ウエストも細いし、胸も大きいし?

さすが。モデルをしてるだけあるわね〜」



なんて麗奈ちゃんに褒められて照れていると、パウダールームの入口の扉があいた


そして、黒いタキシードを着て、髪型をきちっとセットした耀が入ってきた。



「〜っ!!/////」



カッコイイ…。


声が出ないぐらいカッコいい耀。
20歳の誕生日のときもかっこよかったけど、歳をとって色気がぷんぷん漂っている。

なにこの人!?本当に同じ人間??
とまで思ってしまう私は耀に完全に惚れている



「茉莉花。」



そんな彼に低い大好きな声で名前を呼ばれるだけでクラっと倒れてしまいそうだ。



「じゃ、私はこれで帰るわよ?」



「あぁ、マジでありがと」



放心状態の私の前に立って、耀が麗奈ちゃんにめいっぱいの笑顔でお礼を言った


なんてイイ男なの…
本当に、見とれるっていうのはこういうことかと感じる程、耀は素敵な男性だ。



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