完璧幼馴染の仮面が崩れるとき




そう。今日は大事な話をしに来たのよね。


私も、耀も。





「大事な話って?」




緊張感を持ってそうきいたのに



「まぁ、焦らず、料理楽しもうぜ」



なんてはぐらかされてしまった。




えぇ〜。こんなドキドキな状態で料理なんて食べられないよ…。


そう思っていると、ソルベが運ばれて、それに続いて赤ワインと共にアントレが運ばれた



「美味しそう…」



そう言いながら、ナイフとフォークを入れると
お肉が柔らかくて、さらに口に運ぶと、口の中でとろける。



大事な話も気になったけど、その話を一瞬忘れてしまうくらい美味しかった。



「これ、ほんと、美味しいわね…」



そう言うと、耀もうんと頷きながら料理を楽しんでいた



それから、デセールを楽しんで、食事を終えた





< 132 / 154 >

この作品をシェア

pagetop