完璧幼馴染の仮面が崩れるとき





「なんなのお前…ほんと可愛すぎなんだけど」



そう言って耀は私の頬を包み込む。
本当に熱い視線を向けられて、私もう溶けちゃうんじゃないの?とまで思ってしまう。



そして、再び優しいキスが降ってきて、私はいつの間にかドレスや下着が脱がされていた。


「綺麗…。」


「そんなじっと見ないで。恥ずかしい…」




じっと私のことを見てる耀の視線に耐えられず顔を背けてしまう。
そんな私に気づいて、耀は自分のシャツをすっと脱ぎ捨てた。




引き締まった筋肉がすごく綺麗で逞しい。
やっぱりどこを見ればいいか分からない私はぎゅっと目を閉じた。



それを合図に耀が、私をぎゅっと抱きしめる。

触れ合う素肌があたたかくて、心地よくて、私も耀をぎゅっと抱きしめ返す。



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