完璧幼馴染の仮面が崩れるとき
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.
カーテンの間から太陽の光が差し込む…。
そして、私の後ろには、私をぎゅっと抱きしめる耀。
私の左薬指にはきらきらと光る婚約指輪…
現実じゃないみたい…こんな幸せ……。
そう思ってると、
「夢みてぇ…こんな穏やかな朝が来るとか。」
私の耳元、低い声が響きわたる。
振り向くと、とびっきり優しい顔で私を見る耀がいた。
「……ダイスキ。」
私がそう言って耀の大きな胸に顔を埋めると、
「俺も。」
そう言ってぎゅっと抱きしめ返してくれる耀。