完璧幼馴染の仮面が崩れるとき
お互いに見栄を張って、背伸びして、
たくさん周り道したけど、
これがある意味私たちの形なのかもしれない。
どんなに遠回りしても、
私の居場所はこのさきもずっと耀の隣…。
「耀の完璧な仮面を崩すのは、私だけよ?」
私がそう言うと、
「いや、茉莉花の前でも当分崩さねぇし。」
なんて笑う耀…。
あたたかい陽だまりに包まれた日曜日の午前中。
私たちは永遠を心に、もう一度柔らかくキスを交わした。
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