完璧幼馴染の仮面が崩れるとき
そーだ。こいつはこんなやつだった。
真剣に物事を考えたり、なにかの枠に囚われたりせず、自分のやりたいようにやるタイプだ。
仕事ではそれでもいいけど恋愛はな...。
なんて思うけど、こいつみたいな考え方した方が楽なのか?
「ま、お前は東京帰ったらちゃんと話すって決めたんだろ??
ならそれでいいんじゃねーの?
オレ的には茉莉花ちゃんもお前の言葉、待ってる気がすんだよな~」
なんて言って笑ってる。
なんでお前はそんなにポジティブなんだよ...
はぁ~今日の大事なプレゼンより気が重いわ
なんて思ってると会場に着いた。
「よし、耀。
そんなことよりもブレゼン、頑張るぜ?」
「はいはい。」
なんて言いながら俺たちはプレゼン会場へ入った