狂った彼に花束を
酷い頭痛で目が覚めた。

な、なに…これ。
ぼやける視界にうつったのは窓もない黒の壁で塗りつぶされた部屋。

…真っ暗な中で閉じ込められた場所…。

私は動こうとしたが、ビクともしなかった。
私は黒い椅子に両手両足を縄で固定されていた。

「な、なにこれ…。」

私はなんとか抵抗しようとするが、椅子は重いのか、全く動かなかった。


ガチャ…
あのヒトが部屋に入ってきた…。
< 131 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop