狂った彼に花束を
「ここ、どこですか!?」

男は私に手を差し伸べたが、私はその手を無視して続ける。

「あなたは…??」

「俺は結城響夜。手、とって。」

私は恐る恐る彼の手をとり、立ち上がった。

「ここはね、俺の家。」
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