狂った彼に花束を
さん
ご飯…美味しそう。
私は目の前に置かれた朝食を見て目を輝かせた。

食べたいっ!食べたいけど…。
ここで食べたら負けた気がする…なんか悔しいし。

ご飯のことなんて気にしないっ!
逃げることだけ考える!
…と、言っても、逃げるって、このドアを思いっ切り開けて、全速力で逃げるしかないんだよね…
だって、窓はシャッター降りてるし、ドアの先は何があるのか分かんないし…。
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