狂った彼に花束を
私は頷き、ゆっくりとお風呂場へ向かう。

「ここの風呂は小さいから違うとこの使お?」

ここ以外にもお風呂があるんだ…でも、もう疲れたからどこでもいい…

「随分お疲れだね。俺がおぶってくから背中に乗って。」

響夜はベッドから降り、しゃがんでくれた。
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