ウラトルマン
ゾフィーに背を向けたまま、何も言わないウラトルマン。

「…俺はゼロが単身ハイパーゼットソと戦っている火星に向かう」

部屋のドアを開け、出て行くゾフィー。

「お前にまだ、一欠片でもウラトル戦士の誇りが残っているなら、来て欲しい。ウラトル星人最初の英雄と呼ばれたお前の力が、宇宙警備隊には必要なんだ」

「……」

そのまま静かにドアを閉め、ゾフィーは出て行った。










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