ずっと、すきです。
ぽつりぽつりと知ってる顔をあったけど。


私は誰に話かける訳でもなく、一人で空いている席に座った。


小説を取り出し静かに読む。


ずっと目線を外すと那乃果はもう新しい友達を話をしていた。


…昔からそうだった。


友達を作るのがとても上手で。


私よりも何もかも優れている。


一つだけ勝っているとすれば学力で。


それでもほんの少しなのだけれど。
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