君色~あなたと過ごした日々~
第二章*友達
2人の男子に揺れていた私は
最初に気になった俊介くんのほうが気になり始めていた。
気になるだけで話すこともなく最初と何も変わりはなかった…
ある日の体育の授業で
私は智美と亜紀と一緒に
体育館の中を走っていた。
「ねぇねぇ!彩ってさぁ~…好きな人とかいないのぉ?」
「えっ!?好きな人~?…好きな人はいないけど気になるぐらいの人ならいるよ♪智美はぁ?」
「まぁ…うちも気になる人はいるかなぁ~♪」
「うそうそ!!誰誰~?」
話が盛り上がった私たちは、気になる人の当てっこをすることになった。