君色~あなたと過ごした日々~
結局、俊介くんに彼女がいるかどうかは分からないままだった。
まずはお互いメアドを聞こう!
ということで放課後、
私と智美はついに実行にうつした…
周りには男子が数人…
その中には俊介くんも潤くんもいた。
お互い1人で聞くのは恥ずかしくて無理だったから、俊介くんも潤くんも2人で一緒に聞くことにした。
「どうしようどうしよう…やっぱ無理だよぉ。」
「大丈夫だって!」
智美かなり緊張してるなぁ…
てかなんでうちこんなにやる気なんだ!?
今まで避けて通ってきた道なのに…
今自分は好きな人にメアドを聞こうとしてる…
普段の自分からは考えられないな……