君色~あなたと過ごした日々~
ボーリングも終わり、時間も遅くなってきたのでみんな帰ることになった。
俊介は何か用事があるらしく、途中で帰っていった。
「彩~途中まで一緒に帰ろう♪」
「うんっ♪」
私は智美と美香と一緒に帰ることになった。
外に出ると少し雨が降っていた。
自転車に乗ったその時…
向こうのほうから誰かがこっちに向かって走ってくる…?
「吉野さん…」
そこには、
同じクラスの俊介と仲が良い男子がいた。
最初はなんで自分のとこに来たのか分からなかった。
けれど彼を見てすぐにその理由が分かった。
彼の手には、あのぬいぐるみがいた…