黒猫-KURONEKO-《短編》
鋼のように鍛えられた身体は、
くっきりと筋肉を浮かび上がらせていた。
ま近で見る男の身体に、
思わずアタシの顔におびえが走った。
Jは安心されせるようにそっとアタシの身体を抱きしめた。
太ももにずるずるととこすりつけられたJのものは、
火傷しそうなほど熱かったが、
しばらく太ももの間で行き来するうちに、
次第に、
肌に触れることが嬉しく愛しく感じはじめた。
「じゃあ、いくよ?」
目をつぶってうなずき、
たくましい胸にしがみつくアタシの中に、
Jはそっと頭を差し込んだ。
あたしは、
痛みと圧迫感に悲鳴をあげそうになりながら、
必死に声を殺した。
Jは痛さと怖さで身を固くしているアタシに気付き、
改めてぎゅっと抱きしめると、
思い切り奥へと突きこんだ。
思わず高い悲鳴をあげたアタシは、
だきしめられたまま中に入ったJのものをうけとめた。
火箸のようにあたしの中を貫いたが、
それは痛みはあるが不思議な甘い余韻を残していた。
それから、
あたしの記憶は薄もやに包まれたようにぼんやりしている。
Jのリズミカルな吐息、
時々あがるうなり声、
Jの動きに合わせてあがるアタシの声。
そんな声に合わせて、私は抱かれていた-------
くっきりと筋肉を浮かび上がらせていた。
ま近で見る男の身体に、
思わずアタシの顔におびえが走った。
Jは安心されせるようにそっとアタシの身体を抱きしめた。
太ももにずるずるととこすりつけられたJのものは、
火傷しそうなほど熱かったが、
しばらく太ももの間で行き来するうちに、
次第に、
肌に触れることが嬉しく愛しく感じはじめた。
「じゃあ、いくよ?」
目をつぶってうなずき、
たくましい胸にしがみつくアタシの中に、
Jはそっと頭を差し込んだ。
あたしは、
痛みと圧迫感に悲鳴をあげそうになりながら、
必死に声を殺した。
Jは痛さと怖さで身を固くしているアタシに気付き、
改めてぎゅっと抱きしめると、
思い切り奥へと突きこんだ。
思わず高い悲鳴をあげたアタシは、
だきしめられたまま中に入ったJのものをうけとめた。
火箸のようにあたしの中を貫いたが、
それは痛みはあるが不思議な甘い余韻を残していた。
それから、
あたしの記憶は薄もやに包まれたようにぼんやりしている。
Jのリズミカルな吐息、
時々あがるうなり声、
Jの動きに合わせてあがるアタシの声。
そんな声に合わせて、私は抱かれていた-------