キスしたのは最低野郎でした。
「ん?そう?ならいっか」
「案外軽いんだなお前…」
「そう?」
いや琉輝君がタメでって言ったんじゃん。
「あっそう言えばお前の名前訊いてなかったな。訊いてもいいか?」
「別にいいよ~ 私は雪姫。彼方 雪姫(カナタ ユキ)。いい名前でしょ?」
「いやいい名前というよりか珍しいなって思ったわ」
なに人の名前にケチつけてんですかそのうち私の呪いで禿げますよ。
「で、結局何しに来たの?私がくつろいでるところ上から乗るとかよっぽどの理由ないと許さないんだけど?」
「いやさっき大丈夫とか言ってたじゃねーかよ嘘かよ…」
嘘ですけど何か。
一瞬自分ってタチ悪いなと思ったが気にしないでおこう。
「で、何」
私は少々上から目線で言葉を返す。すると琉輝君は戸惑ってどうしようか悩んでいた。私に何か言うつもりだったらしい。少し時間が空いたが琉輝君が口を開き、私に向かって言葉を紡ぐ。
「あーっと、まず、俺の事どっかで見たことない?」
「ない」
「うおぉぉぉ…」
なんか私の返事に膝付いて絶句してた。怖い。
大ダメージを私から頂いた琉輝君がなんとか立ち上がり次の質問を私にぶつける。
「俺さ、小学校の頃、お前と運動会同じチームだったんどけど」
「何どうでもいい話振ってきてんの」
「いやさお前お願いだから俺のこと思い出してよ…」
辛そうな顔をした1つ上の男子がいた。やめて罪悪感。
「えぇ~、確かにかっこいいけど人気者だったっけ、あんまり覚えてないんだよね琉輝~?琉輝… うん、やっぱり私の記憶にはいないよ」
「もうやめてくれ、演技ならやめてくれ…」
ごめん演技じゃない、真面目にそんなの覚えてない…。
泣きそうになる琉輝君にかける言葉も見つからず私は隣に寄り添った。すると琉輝君は私によっかかりしまいには抱きつかれた。
「ひゃ…!?」
思いもよらない行動に驚きを隠せない私。その姿を見て琉輝君は笑った。天使じゃん可愛い…。
「案外軽いんだなお前…」
「そう?」
いや琉輝君がタメでって言ったんじゃん。
「あっそう言えばお前の名前訊いてなかったな。訊いてもいいか?」
「別にいいよ~ 私は雪姫。彼方 雪姫(カナタ ユキ)。いい名前でしょ?」
「いやいい名前というよりか珍しいなって思ったわ」
なに人の名前にケチつけてんですかそのうち私の呪いで禿げますよ。
「で、結局何しに来たの?私がくつろいでるところ上から乗るとかよっぽどの理由ないと許さないんだけど?」
「いやさっき大丈夫とか言ってたじゃねーかよ嘘かよ…」
嘘ですけど何か。
一瞬自分ってタチ悪いなと思ったが気にしないでおこう。
「で、何」
私は少々上から目線で言葉を返す。すると琉輝君は戸惑ってどうしようか悩んでいた。私に何か言うつもりだったらしい。少し時間が空いたが琉輝君が口を開き、私に向かって言葉を紡ぐ。
「あーっと、まず、俺の事どっかで見たことない?」
「ない」
「うおぉぉぉ…」
なんか私の返事に膝付いて絶句してた。怖い。
大ダメージを私から頂いた琉輝君がなんとか立ち上がり次の質問を私にぶつける。
「俺さ、小学校の頃、お前と運動会同じチームだったんどけど」
「何どうでもいい話振ってきてんの」
「いやさお前お願いだから俺のこと思い出してよ…」
辛そうな顔をした1つ上の男子がいた。やめて罪悪感。
「えぇ~、確かにかっこいいけど人気者だったっけ、あんまり覚えてないんだよね琉輝~?琉輝… うん、やっぱり私の記憶にはいないよ」
「もうやめてくれ、演技ならやめてくれ…」
ごめん演技じゃない、真面目にそんなの覚えてない…。
泣きそうになる琉輝君にかける言葉も見つからず私は隣に寄り添った。すると琉輝君は私によっかかりしまいには抱きつかれた。
「ひゃ…!?」
思いもよらない行動に驚きを隠せない私。その姿を見て琉輝君は笑った。天使じゃん可愛い…。