紅の瞳
なんとも間抜けな声が聞こえた。
その声でさっきまで大人しかった強盗達が焦りはじめた
「おい!だれか人質一人連れてこい!!」
リーターの命令を聞いて強盗のひとりが近くにいた女性を外からみえるところに連れていった。
「動くんじゃねぇ!こいつがどうなってもいいのか!!」
俺は全員が外に気を取られているうちに外の状況を把握するために力を使った。
ん?4人??少なすぎじゃないか?
普通立てこもりの事件では半年が発砲する可能性もあるため、少なくても20人は連れてくるはずだ
それを4人??ふざけてるのか?
俺がその人数の少なさに呆れていると、裏口を見に行ってたらしい下っ端の1人が慌てた様子で戻ってきた
なんだ?
下っ端はリーダーに何やら耳打ちする
「なにぃぃ!!?」