嫌いは好きの言い様

第2話中学編

あたし、優華、翔馬、武の四人は、幼なじみだ。

と言ってもあの三人はもっとむかしからの幼なじみで

あたしは、途中から幼なじみになった。

◇◇◇◇

「ほら、懍挨拶しなさい。」

あたしはその日、挨拶の引っ越しに来ていた。

あたしは年中の時に、この街に引っ越してきた。

「遠野凛です…。よ、よろしくお願いします。」

優華の家に挨拶に来てた時にあの二人を見かけた。

「君懍って言うの？僕は園田翔馬だよ！よろしく」

お兄ちゃんのような翔馬


「俺は森山武！よろしくな懍！」

元気でヤンチャの武

「ほら、優華も挨拶して…」

「あ…小林優華です…よ、よろしくね懍ちゃん」

ちょっと恥ずかしがり屋の優華

三人と出会ったのはこれが最初だった。

それからあたし達はいつも常にずっと一緒だった。

それは中学でも変わらなかった。