Everlasting true love♡♥Ⅲ
乃「あのさ、龍・・くん?」

龍「・・・あ、はい。」

困惑顔のままこちらに振り向く。


乃「なんで華子が怒ってるか分からないの?」

龍「怒ってるの?」

華「違う、嫌いなだけ。」

龍「っ・・・どうして・・・。」


苦しげに揺れる瞳。

彼は間違いなく今の一言に傷ついている。


華「どうして?・・・ねえ、朱莉元気?」

龍「朱莉?元気だよ?」

華「そう、今でも付き合ってんの?」

龍「は?付き合う?俺がいつ朱莉と

華「とぼけなくいいよ。朱莉に‘朱莉が一番きれいだ。愛してる’って、言ったんでしょ?私たちが付き合ってた時に。」

龍「なんだよそれ。俺言ってないよ・・・。」

華「それにどんなにあたしが仲良くしないでって言っても仲良くし続けて、頭なでたり・・・ラブラブだったじゃん。あたしそんな人嫌。」

龍「・・・違う俺はただ悩みを聞いてあげてただけで。」

華「・・・今更いいよ、本当はどうだったかなんて。あたしが・・・いじめられても気づいてくれなかったくせに・・・。ああ、そっか・・・・あたしのことなんて興味なかったから気づかなかっただけか。ごめんね。龍が悪いみたいに言って。」

龍「興味ないなんて!」

華「もういい。分かったから。これでいいでしょ?あたしが間違ってた・・・勝手に裏切られたと思ったあたしが・・・・。乃愛瑠、これで満足?」

乃「・・・。」

龍「待てよ!俺の話も・・っ!」

乃「華子はいいの?このまま会えなくなっても。後悔しない?華子もずっと寂しかったから涙が出るんでしょ?」

華「・・・っ・・違う・・・。」


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