Everlasting true love♡♥Ⅲ
「あ」
「(ボソボソ)」






走り去る女の子の背中を見つめているといつのまにか周りが静かになった。


みんなの目線をたどるとそこには



乃「華子・・・」



怒り、憎しみ、憐み。

たくさんの視線が集まる。



ただ一人、心配そうに見つめる男が。




乃「心配なら行けば?」

晶「!!」

彩「え!?何お前、あんな女のこと心配なのか?」

要「あの女のせいで負けたも同然なのに」

晶「・・・」


言い返せず俯く晶。


まあ、私も華子のことは心配なんだけどね。


でも私の両腕をつかんで離してくれないから追うことができない。



光「そんな顔してもだめだ」

海「可愛い、が、離さないから」

乃「・・・」


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