私を溺愛してください!
「…酔っぱらいの相手も大変だな」
笑いながら言う俺に、澪も笑う。
「…ま、こんな商売だとしょうがないよね、でも」
「…ん?」
気持ち良さそうに眠る客に目をやった澪は、とても心配そうに見つめている。
「…あの人うちの常連さんなんだけど、こんなに酔ったの初めてでさ」
「…ふーん…ぁ」
この時、よからぬ事を思いついてしまった。
「…どうした、宗吾?」
「…送ろうか?あの子」
俺の提案に一瞬困った澪だったが、今夜はとくに客が多く、仕事はなかなか終わらないだろうと、仕方なく俺に葉瑠を任せることに。
おんぶした葉瑠は凄く軽かった。
それなのにスタイルはよく、よくよく見れば、きれいな顔立ち。
言われたマンションにつくと、葉瑠に部屋番号をきき、部屋の前のドア。
酔っていても、カバンからカギを取り出し、差し出され、いいのかと思いつつ、部屋のベッドに葉瑠を寝かせる。
こんなに泥酔していては、俺の思惑は成立しない。
と思ったのに。
笑いながら言う俺に、澪も笑う。
「…ま、こんな商売だとしょうがないよね、でも」
「…ん?」
気持ち良さそうに眠る客に目をやった澪は、とても心配そうに見つめている。
「…あの人うちの常連さんなんだけど、こんなに酔ったの初めてでさ」
「…ふーん…ぁ」
この時、よからぬ事を思いついてしまった。
「…どうした、宗吾?」
「…送ろうか?あの子」
俺の提案に一瞬困った澪だったが、今夜はとくに客が多く、仕事はなかなか終わらないだろうと、仕方なく俺に葉瑠を任せることに。
おんぶした葉瑠は凄く軽かった。
それなのにスタイルはよく、よくよく見れば、きれいな顔立ち。
言われたマンションにつくと、葉瑠に部屋番号をきき、部屋の前のドア。
酔っていても、カバンからカギを取り出し、差し出され、いいのかと思いつつ、部屋のベッドに葉瑠を寝かせる。
こんなに泥酔していては、俺の思惑は成立しない。
と思ったのに。