私、それでもあなたが好きなんです!~悩みの種は好きな人~
「石堂さん、自分の趣味で年末年始にいつも休みを使って、海外にある契約農家に豆を買い付けに行くの、今回はコロンビアって言ってたけど……なんか飛行機が飛ばないとかなんとかでトラブルがあったみたい……」
「えっ、飛行機が?」
そうだったんだ……大丈夫なのかな――。
「あ、花岡さん」
すると、雅人さんが休憩室に入ってきて、申し訳なさそうに言った。
「聞いたと思うけど……慧のやつ、どうやら今日帰ってくるのは無理そうなんだ。昨夜連絡があってね、いきなりで申し訳ない」
「石堂さんは大丈夫なんですか?」
「あぁ、本人はピンピンしてるよ。ただ、今日のシフトは真中さんと花岡さんと僕、他のバイトさんは帰省中で……。年始でも混むと手が回らないかもしれないなぁ」
判断しかねる。といったふうに、雅人さんが考え込んでいる。
「えっ、飛行機が?」
そうだったんだ……大丈夫なのかな――。
「あ、花岡さん」
すると、雅人さんが休憩室に入ってきて、申し訳なさそうに言った。
「聞いたと思うけど……慧のやつ、どうやら今日帰ってくるのは無理そうなんだ。昨夜連絡があってね、いきなりで申し訳ない」
「石堂さんは大丈夫なんですか?」
「あぁ、本人はピンピンしてるよ。ただ、今日のシフトは真中さんと花岡さんと僕、他のバイトさんは帰省中で……。年始でも混むと手が回らないかもしれないなぁ」
判断しかねる。といったふうに、雅人さんが考え込んでいる。